2018年夏の家庭菜園も終盤に差し掛かるころ。
わが家のミニ畑で縦横無尽に広がりを見せていたミニトマトの実が割れてしまうことが多々ありました。
この現象…「劣果」と呼ぶそうです。
まさに国語の教科書の「赤い実はじけた」状態…淡いぜ~甘酸っぱいぜ~涙
色々原因があるようなので、備忘録としてまとめておきます。
トマトが劣果する原因
①乾燥からの大量の水分摂取
まさにこれですね。
2018年は特に酷暑と言われる夏で、豪雨災害かゲリラ豪雨のように特別警報なみの雨に数回見舞われるも、夕立が少ない夏でした。
私も水やりをもっとこまめにしていればよかったのですが、酷暑の中、なかなか水やりのタイミングがつかめず、さぼってしまう日が出ていました。
そのタイミングで例年以上の大雨に見舞われ、カラカラだったトマトたちが土から大量の水を吸い上げたことで劣果したようです。
②強すぎる日差し
日光は家庭菜園にとって大切です。
しかし、2018年は雨の日が少なく、強い日差しが照りつける日が長く続きました。
その結果、皮が硬くなり、実が大きくなる時に皮がうまく伸びずに割れてしまったようです。
実際に、劣果したトマトを触ると、いつもより硬そうな感じでした。
③株の終盤
冒頭にも述べたよう、夏の家庭菜園が終盤になったころにこの現象が現れ始めました。
おそらく、この夏、盛んに実がなったミニトマトも、いよいよ終盤を迎えたと言うことなのかもしれません。
株が疲れていると、やはり美味しいトマトにはなりにくいのかな。
今回、私の栽培の中では考えにくいのですが、他にも温度差で収穫後に劣果することがあったり、熟しすぎて劣果することもあるようです。
トマトの劣果対策
今回考えられる原因は先にあげた3つです。
①乾燥からの大量の水分摂取
②強すぎる日差し
③株の潮時
①乾燥からの大量の水分摂取⇒こまめな水やりを!
マルチをして、地中の湿気を保つ方法もありますが…。
マルチってちょっとめんどくさいんですよね…。
なので、来年は朝の水やりをこまめにしていければ、乾燥を防ぐことはできるのかな?と思っています。
よく大きめの畑で見る雨よけとか…?
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雑草抑制効果のあるマルチもいいのかな…
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②強すぎる日差し⇒植える場所を影がかかる所へ
1日の間で日光が一時的にでもかげる場所があると、多少はトマトにとっても休息になるのかな?
今回は、畑の真ん中の日光が当たりやすい場所で栽培しました。
もう少し端っこに寄せて、1日の間の数時間でも、影がかかる場所を選んでみたいと思います。
ミニではなく普通のトマトを育てるのであれば、実の上にそっと麻などで日よけを作ってやることもできるかな?と思います。
またトマトの葉っぱを上に上に育てて、実の日除けとして育てていく方法もあるようです。
確かに、わが家のミニトマトも、上の方になっていたモノがよく割れていた印象…。
③株の潮時⇒仕方ない!
今回は3~5日に1回は50個ほどの実を収穫することができました。
私の経験的には「かなり頑張ってくれた!」と思っています。
さほど株が弱かったと言うことも考えにくいです。
脇芽もこまめに取っていました。
うん、これはもう仕方ない。お疲れさまでした。
劣果したミニトマトは食べられるの?
だいたいの場合は食べられるようですが、害虫の被害に遭ったものや、劣果したところが腐っていた場合は、残念ながら食べるのはお勧めできません。
今回、劣果したミニトマト。
害虫被害ではなかったので、状態を見て、腐っていないもの等は、おいしくいただけました。
やっぱり見た目も触感もおいしい状態で食べたいです。
来年も同じようにミニトマトを育てると思うので、気をつけて管理しようとおもいます。
夏の自由研究などにちょうどいいミニトマト栽培♪屋内でも管理できそうです。
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ポットが可愛い!これならキッチンでの栽培も楽しめそう♪
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